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2009年10月
さつまいもシーズンの到来は既にお伝えした通りですが!
さつまいも以外もブレイクし始めましたよ!!

夏から今に至るまで、相変わらず失敗もあり、なかなか全てはうまく管理しきれず不安と闘いながらここまで来ましたが、
しっかり野菜が実ってくれるとやっぱ嬉しいな!
最近、気がつけばあっという間に寒くなってきたので、今後も野菜がうまく育ってくれるか相変わらず不安です。
そんな中でも、既に春作への準備も始めないといけないわけですよ。
ほんとにもう…
でもま、冬にはやっと一段落着けるでしょう。
おっと、お伝えしたかったことは、
セレクトファームの野菜をよろしくお願いします!
ということです。
なんやかんやで、秋野菜がぽつぽつ出始めました。
9月に試し堀りしてダメダメやったサツマイモを再度掘ってみることに。

おおう!
ちゃんとできてますやんか~♪
さっそく試食する!
今年、さつまいもは2品種植えました。
ネキリ被害により予定外にそうなってしまったわけですが。
でも幸か不幸か、2つの異なる食味を味わうことができた!
上の写真のイモとこちらのイモ↓とで明らかに食味が違った!

これが品種の影響なのかどうかわからないが、
この経験はプライスレス!
さあみなさん、このプライスレスな経験を得るため、
こぞってうちのサツマイモをお買い求めください!
下の写真は2か月以上前のものだが。

日頃懇意にさせて頂いている坂ノ途中のお二人がお手伝いに来てくれたときの写真。
この写真の意味はただ坂ノ途中の話しを出したかっただけなんですが、
先日、彼らがテレビに取り上げられることになり、それに便乗する形で当ファームにもテレビ局の方々が取材に来られました。
予想外に、散らかり放題の家にまでカメラが入り激ヤバでしたが、まあ僕が写っているのはほんの一瞬でしょう。
運がよければ一言二言しゃべっているかもしれません。
よかったらご覧下さい。
10/28(水)の朝日放送Newsゆうの18時頃からの関西元気印というコーナーだそうです。
たぶん関西ローカルの番組なのでそれ以外では見れないかもしれません。
かつてお伝えしたセスバニアの大森林。
先日きれいさっぱり刈り倒し、植えつけ準備を整えました。

この圃場は来春まで休ませるつもりだったのですが、他の圃場の状況がよくないので急きょ動員することになったのです。
この地を開墾してほぼ一年。
なんとなく、感慨深いものがある。
栗の木を倒すところから全てが始まり、
非耕起粘土土壌に苦しみ、雑草すらなかなか生えなかった。
木屑を撒いて、
セスバニアを播き、
それを刈り倒して今に至るわけですが。
土の質は多少ましになった…
気がします…
と思いたい!
まあ間違いなく良くなったのですが、まだまだ足りない。
排水性については問題なくなったが、逆に保水力が極端に低い。
ま、気長にやるしかないですな。
土作りと栽培・販売を同時並行でやるというのは自分自身が選択したこと。
この畑のわずかな成長ぶりは、先週種を播いた野菜たちがその変化を表現してくれることでしょう。
台風が去ったあと、ご近所の田んぼでみなさん一斉に稲刈りを始めました。

稲刈りって秋の風物詩やったんですね~
まあ年々前倒しになってきてるようですが。基本的にはね。
稲に限らず、野菜作りに関わる前は季節感なんてほとんど意識しなかったし、
ナスやピーマンなどのナス科が夏野菜で大根やブロッコリーなどのアブラナ科が冬野菜であるなんてこともほとんど知らなかった。
今まで何気なく口にしていた米、野菜、卵、肉。
こんな土で、こんな水で、こんな世話をして食卓まで届くのかと。
色んな自然や人為の連関をリアルに感じます。
ってか、いやでも感じざるを得ない。
リアルを肌で感じることってのは超重要ですよね。
人同士の相互理解のためにも。自分の成長のためにも。
百聞は一見に如かずとは言いますが、理想的には「一験」のほうがさらにいいですよね。
一度経験する。
でもみんながいちいち経験してられないから、それをうまく人に伝えられる経験者が重要。
そんな存在に、このブログがなれればなと思ったり、したりしなくもない今日この頃です。
え~、野菜の食味についてのお話し。
前回は、
低分子の化成肥料は即効性を得られる反面、低分子窒素の蓄積を起こして野菜を不味くする可能性がある
とお伝えしました。
今日はこれの続き。
硝酸や亜硝酸も植物体に吸収された後にはアンモニアへと還元されるが、このアンモニアの貯蔵・解毒の機構が植物にはあるという。
つまり、過剰のアンモニアはアミドとして貯蔵・解毒されるらしい。
アミドが味覚に及ぼす影響を考えてみると、茶特有の旨味成分であるテアニン以外に食味にプラスのアミドを僕は知らない。
旨味成分であるアスパラギン酸とアンモニアが化合してできたアスパラギンでさえ、L-アスパラギンは苦味を伴うらしいので食味にとってマイナスの効果をもつだろう。
以上のことから、
一般に、アミドは不味い。
と考えられる。
さらに考えを進めると、余剰アンモニアのアミドへの変換反応は、反応相手の有機酸の消費であるといえる。
有機酸といえば、アミノ酸、脂肪酸、核酸などだが、よくよく考えてみるとこれらの多くが生体にとって必須の成分であり、それ自体が旨味成分であったり酸味成分であったりすることが多い!
さらに、有機酸を作る原料となるのは糖!
甘味やん!!
今日のお話しをまとめると、
余剰のアンモニアや硝酸はそれ自体が食味を悪くするのみならず、その解毒のために旨味・酸味・甘味などをもつ成分を消費してしまうという二重苦を引き起こす!
のではないかということです。
アンモニアは細胞毒であり、全ての生物にとって等しく毒です。
なので、度を超えた低分子窒素肥料の施用は食味どうのこうの以前に、さらに悲惨な結果を招きます。
これについてはまた後日。
しかしまあ、
植物はタンパク質という機能性高分子を作るために適量の低分子窒素を獲得せねばならんけど、適量を超えたそれは毒へと変わる。
難儀な話しですなぁ。
生物というのは絶妙なバランスの産物、っていうありふれた結論にたどり着きましたとさ。
関連する写真がなかったので、今日はアンモニアの立体構造でもどうぞ

秋冬野菜の栽培が始まってますが、まだまだ色んな虫どもが付きますわ~
カナブンは、自分的には新顔の害虫。
今まであまりなじみがなかったが、犯行現場を目撃してしまった今となってはな…

秒殺ですな!
しかし、自分的にさらに驚きの事実(疑惑)が!!

バッタ(これはイナゴ)というのは、このように(↑)イネ科の葉を専食するもんやと思ってたら…

(写真ぶれててごめんなさいm(_ _)m)
なんとこのイナゴは…
端の喰われたキャベツの上に乗って口をモシャモシャしている!!
これは現行犯!?
あるいは冤罪か!?
しかし、キャベツ畝にはやたらバッタが多いぞ!
この日から思った。
仮面ライダーも完全正義ばかりではないと。
ショッカーのみなさんにも家族がいるんだぞ!
いやたぶん。
前回、とびきり美味しい野菜が実際にあることをお伝えしました。
一方、就農して間もない自分の野菜はどの程度のレベルかと考える。
自分的にはまだまだ全然なのですが、ものによっては複数のお客さんから好評を頂くことができたものもありました。
はっきり言って、荒地から開墾したてであったり排水性が非常に悪かったりする当農場は、おせじにも未だ「土が良い」とは自信を持っては言えません。
もちろん土作りの努力は日々行っていますが、
劇的な変化を起こすためには投入する資材がもっと多く必要だし、それが熟成するためにはもっと多くの生物の力が必要です。
このように土が未だ未熟でも、市販のものよりは「美味しい」野菜ができるのはなぜか?
私は、これは肥料の違いによるのではと考えています。
当ファームでは、一般的な化成肥料ではなく、米ぬかや油カスなどの高分子有機物から作った有機質肥料を主に使用しています(現時点ではやむを得ず鶏糞も使用)。

↑白菜幼苗に施されたボカシ肥料
以下、化成肥料と高分子有機肥料の食味への影響の違いを考察したいと思います。
まずは、①硝酸やアンモニアなどの低分子蓄積の可能性
一般的には化学肥料は低分子であり、植物体にすぐに吸収されるため即効性がある。
しかし、吸収された肥料分、例えば硝酸やアンモニアはアミノ酸→タンパク質と合成されて植物に同化されるが、この反応速度はアンモニアの化合相手の有機酸の生産速度やそもそものタンパク合成の反応速度によって制限を受けるので、余剰の硝酸やアンモニアが蓄積する可能性がある。
一方で有機肥料は基本的には高分子有機質が原料となっている(家畜糞は低分子も多いと思われる)ので、植物に吸収されるためには低分子化のステップをまず踏まねばならず吸収が遅く緩効性である。
しかしそれゆえに吸収した低分子窒素は吸収した分だけ速やかにアミノ酸→タンパク質へと合成されてゆくので硝酸やアンモニアが蓄積することはほとんどないと考えられる。
アンモニアは言わずと知れた毒物なので不快な味覚を引き起こすはず。
同様に、アンモニアと硝酸の中間代謝物である亜硝酸も毒。
そして硝酸も私たち動物にとっては無用な物質だし、細胞内のpHやイオンバランスに悪影響を及ぼしそうだからこれも不快な味覚のはずだろう。
以上のことから、化成肥料は不味さを引き起こす低分子窒素を蓄積させる可能性があるが高分子有機肥料はその可能性がほとんどないと考えられる。
ここでわざわざ可能性と言ったのは、植物内の余剰の低分子窒素が別の形態に変換される機構があるから。
これについては後日。
先日、坂ノ途中の方々が京丹後の農家さんのところへ視察に行くというので、そのついでに野菜を買ってきて頂いた。
その農家さんは僕も就農前に大変お世話になった方で、メチャ美味しい野菜を作らはる。
僕の目標とする方の一人です。
ここ最近自分の野菜しか食べていなかったので、目標とする野菜のレベルを再確認し、同時に今の自分のレベルも再確認する意味で今回購入することにした。
しかし幸か不幸か、今現在うちでは作っていない(作れていない)野菜がチョイスされてきた。
すなわち、ゴボウとサトイモ。
ゴボウは次の春作ではチャレンジする予定だが、今はない。
サトイモは以前お伝えした通り、恵まれないモグラやらネズミに寄付してしまいました。
まあ何にせよ、同じ野菜での直接の比較は恐ろしいのでこれでよかったかな、とも思ったり。
購入した野菜を頂いてみての率直な感想は、
マジ、ヤバい!
の一言に尽きる。
まずサトイモ。
煮ころがし(と言うのかな?)にしてみたが、粘り・とろみがハンパない!

そして独特の香りも!
第一印象としては、プリンのような香りがしました。
これは初めての経験。
さらに、だし汁自体が片栗粉を混ぜたようにあんかけ状態になったので、これもご飯にかけて美味しく頂いた。
続いてゴボウ。

ゴボウはあまり料理した経験がないので、とりあえず茹でてみたら…
甘い!
ゴボウってこんなに甘かったのか!
まあやはり、この方の野菜はすごいですわ。
市販の野菜との違いが明らか。
早くこのレベルに到達したい!
いや、してみせる!
次の秋・冬作では可能な限りこれに近づきたいね。
ブロッコ畝にはカオスがいっぱい。
ブロッコ畝(キャベツ含む)に、何やら見覚えのある草が!

これは!

トメイトじゃないですか!
他にも、

かぼちゃとかまくわうりとか!
そういやここの前作はかぼちゃ&まくわうりで、傷んだかぼちゃやトマトその他もろもろをほかしたんやっけ。
残念ながら、おまえらの季節、夏は終わったんや!
ウリたちにはご退場願うことにしました。
でもトマトは特に害もないので置いとくことにしました。


