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2010年1月
前回のお話し→ヌカハウスに賭けてみる
ヌカを求めて三千里~
ひたすら探し求めましたよ!
まあ手当たり次第当たるつもりで動き始めたら、

↑荷台の袋がヌカ
案外簡単にゲットできました♪
この大きい袋をそのまま軽トラから降ろせるわけないので小分けにして下ろすわけですが、
この袋、口がちっちゃくてヌカを出しづらい…
結局数時間ひたすらヌカ小分け作業をする。
猫灰だらけ、俺ヌカだらけ…(TAT)
まあゲットできたのでとりあえずよしとしましょう。
しかし安定供給可能というわけではないので、今後対策を練らねばです。
ヌカというのは色んな用途に使うことができるので欲しい人は結構いるんですよね。
僕のように肥料目的であったり、養鶏・養豚の飼料、金魚養殖の飼料、イノシシ捕獲のための寄せエサなど。
家庭レベルでもぬか床やタケノコなどのあく抜きに使いますよね。
こうしてみるとやっぱヌカのパワーってすごいっすね~
成分的に見ても、NPKがいずれもぼちぼち含まれているようやし、
Mgが比較的多いっていう隠れた特徴もある。
だからこそ欲しいのですけどね。
まとまった量のヌカの入手先がなくなってしまったわけですが、
まあ対策はというと、
いたって単純!
精米機をめぐり歩いてただひたすらヌカをかき集めるのみ!


精米機周辺で狂ったように地面をつつき続けるハト。
ヌカを中心とした神の国(生態系)が形成されている!
…なことはどうでもいいとして、
ここの精米機はナイスなことに、

ヌカハウスなる超サイコーな建物が備えられています!
当ファームの周辺は田んぼが多いので精米機も多いのです。
これも地域の恵みですね。
ありがたや~
でもしかし。
やっぱこんなチマチマやってられまへんわ~
大量ゲッツを求めて動きます!
当ファームの肥料は俗に「ボカシ肥料」と言われる発酵肥料です。

発酵肥料はその名の通り、肥料として使う前に発酵過程を経なければならない。
1年目の失敗の一つとして、
使いたいときに肥料がない!
ということがありました。
こんなときは急いで発酵肥料を仕込んだり、それでも間に合わないときは鶏糞で代用したり。
そんで肥料分の濃い鶏糞を発酵肥料と同様に扱って失敗したり…
まあそんなわけで、
発酵肥料を予め大量作成しておいて常に使える状態にしておく
ということは必須項目やと思うのです。
てなわけで、
じゃあまずは肥料の原料が必要!
発酵肥料の主原料は米ヌカです。
これが量的には一番多い。
じゃあ米ぬかをゲットだ!
といつものゲット先にご連絡したところ、
「精米やめました。」
って。
マジスカ!?
どうする?
どうする?
君ならどうする!?
(by デンジマンにまかせろ!)
先週のことになりますが、
京都の薬膳レストランあわさいの方々が畑へお越し下さいました。

社長様も家庭菜園をされているらしく、
野菜の旬のお話し、栽培方法の違いによる野菜の味や形態の違いなど、
野菜作りについて大いに意見交換させて頂くことができました。
そのときに、頂いたもの。

薬膳ケーキです!

効能が期待できるケーキというものを初めて頂きました。
甘いものが食べたいけれども血糖値やカロリーを抑えないといけない方や、市販ケーキが体に合わない方、健康に気を使っている方にぴったりのスイーツですね。
抹茶風味で美味しく頂きました!
ビタミンや植物の生理活性物質などの栄養学的知識はもちろんのこと、東洋医学の知見も取り入れて作られたケーキ。
そもそも薬膳というもの自体東洋医学の知見がベースになっているそうです。
僕は栄養学についても東洋医学についてもあまり詳しくないのですが、
これらを知ることでまた野菜や生態のことを考えるヒントも得られるのではと思います。
世界は無限に広がる。
何度かご紹介しましたわさび菜という菜っ葉。
その独特の風味とプチピリ辛感でご好評頂いております。
この菜っ葉は一枚一枚の葉の体積が大きく、
水菜などのように株ごとごっそり収穫するタイプの野菜ではありません。
一枚一枚の葉っぱをかき取って収穫するタイプの「かき菜」です。
こんなわさび菜の特徴ゆえに、彼らを収穫していると一枚一枚の葉っぱの違いが見えてきます。
分かりやすくするため、3つの写真をずらりと並べてみます。



違いは一目瞭然ですよね?
下にいくほど鋸歯(ギザギザの切れ込み)が多く、立体的になっている!
写真では分かりませんが、葉肉の厚さも下に行くほど薄くなっている気がします。
葉っぱの発生順序としては、下に行くほど新しい葉っぱとなっています。
単純に上から順に1番目、2番目、3番目という感じです。
このことの機能的な意味は…
今考えるのはしんどいのでまた後日!
読者の方も是非とも考えてみてください。
ま、とにかく同じ一個体の中においても色んな変化があるのですよ。
実は、これらの葉っぱは食感が違ってくるのみならず味も違ってきます。
そしておそらくは栄養価についても微妙に変わってくるでしょう。
だから僕ら生産者としては必然的にその存在と扱い方を意識せざるを得ないわけですね。
同じ「わさび菜」と言ってもその質は多様に変化しうる。
もちろん品種や季節による違いは当然のこと、
一個体の発生・生育過程においても違ってくるのですね。
こういうことが見えてくるとすごく奥が深いですよね!
お客様にご提案するときも、
栽培を上手く進めるときにも、
これらの違いを把握・利用できてこそ新のプロ!
まだまだほど遠いですが、目指していきたいものです。
こんな季節にニンジン間引きを行っていたことを以前お伝えしました。
ニンジンは大きさも色々だが、
形も色々。
伸長過程で石などに当たると又になったりすることはご存知かと思います。
そんな中、
ついに出ました!

お色気ニンジン!!
チビッ子には刺激が強すぎるので、
R指定ニンジン、略して
RC(Rキャロット)
と名付けたい!
ちょっとだけよ~ん♪
てな、加藤茶の例のメロディが聞こえてきそうですね!
を開催しました!
12月から月イチで始めたこの企画。
食や農に関わる人たちがその現場を体験しながら意見交流することを基本目的としていますが、
直接食・農に関わっていなくとも興味があればOKで、その人独自の専門分野があればなおよしという感じです。
現時点のメンバーは皆、異分野・異業種への興味が強く、異ジャンルの話しに興味津津ですから。
今日の様子はNIA齋藤が書いてくれています。
畑のナマの現場を体験して頂けたかな、と思います。
みんなガチですよ!
テンションが上がりすぎて、

畑で綱引きを始める始末!
じゃなくて、
錆びて固着した鉄管を、
みんなの力を合わせて、
分離する!!
タマネギの草引きも無事完了し、
タマネギたちも何となく、まったりゆったりしたムードに包まれております↓

今日来てくれたみんなが初夏にこのタマネギたちを口にするとき、
おそらくスーパーで買うタマネギ以上の”食べ応え”を感じて頂けるだろうと思います。
このタマネギへと至るもろもろの連関を…
何はともあれ、今日のトマト鉄管除去などは一人では難しい部分が多かったし、
今日はほんと助かりました。
参加者の皆様、ありがとうございましたm(_ _)m
まだまだこの”セレクトファーム”という場が、単なる野菜生産という意味以上の部分でどんな価値・情報を提供していけるのかは模索の過程にあります。
が!
何らか提供できるはずだという予感はあります。
そのために僕自身も
もっと現場で考え続け、動き続けねばですね!
ブログで何度かご紹介している、わが相棒ミニキャブ。
相棒が本日生まれ変わりました!!

どうですかぁ!?
え?
何が生まれ変わったのって?
いやいや、
これっすよ、コレ!!

タイヤ履きかえちゃったよ~ん♪
まあなんやかんやと、
アホ農園主による日々の過酷な使用環境により、
前のタイヤの溝はほぼゼロに等しく、
ヒビも目立ち始める始末。
そろそろヤバいなと。
リアルに死ぬなと。
思い交換した次第です!
やっぱおニュー(死語!?)はテンション上がる!!
見てこの、

頼もしい限りの立派な溝!!
オフロードに重点を置いたオン・オフ兼用タイヤなのだ!!
今日もいつものごとく畑に突撃したけど、やっぱ違う!
いつも滑ってたポイントで滑らへん!
雨の2日後やってのにさ。
すんばらしいオフロード走破性!!
決して油断は禁物だが、耐スリップ性能は格段に向上した!!
よっしゃこいつの力を借りて、
この冬、いっちょ畑に革命を起こすで!
ぶっちゃけた話し、
こんな真冬にニンジンの間引きを行っているダメ栽培家がおるらしいっす。
ほらこんな感じで!

しかも間引きとして抜きまくるには惜しいサイズ!
ニンジンは時期をずらして3回播き、こやつらは一番遅かったやつらなのです。
収穫サイズに至るか微妙やな~
獲れたらラッキ~♪
くらいに思っていたのですが、
現在レギュラーで出ているニンジンが2月の中頃で獲り尽してしまいそうな感じになってきたのです!
ってことで、
ずっとベンチ入りで出場機会なしの予定だったこのチビニンジン達を、
急きょ戦力として鍛える必要に迫られたのです!
12月にも間引きましたが、
なんとなく今でも伸長・肥大しているような気がしました。
(生育環境の偏りのせいかもしれないが。)
とにかく!
除草、間引き、追肥、有機物マルチという一連の対処療法によってこの時期でも生育促進できるのかどうか、
ちょっとした遊び心の試みもたまにはよいでしょう!
まだ真冬ですが、
季節は春へと向かい、
微妙に日没は遅くなってきている気がします。
とはいえ、まだ日没は早い。
ってことで、
少し前から作業小屋がリニューアル!

ナイター営業、
始めました。
最近の主な仕事が有機資材運びであることは何回も述べた通りです。
こんな感じで、
我が軽トラ「ミニキャブ」はフル稼働!

側面コンパネを外してもワラ達はまったく崩れる様子を見せず、
断面図を観察し放題ってわけですよ!
いや、だから何ってわけでもないですが…
まあ、
畑まで突撃し、
資材を載せてひたすら国道をひた走るミニキャブは、
今が一番の見せ場・活躍時なのです!
エールを送ってあげてください!!
たまには畑やら野菜やら以外のことを書いてもいいでしょう。
ええじゃないか♪
ええじゃないか♪♪
ってことで、
軽く感動した美味いものについて書かせてください!
何度も述べている通り、今は有機資材運びがメインです。
で、その道中、我がファームの近くに、

白いたい焼き!
いったいどんなたい焼きなのかと、
普通のと何が違うのかと、
実は前から気になっておりました。
で今回、やっと訪れる機会を得たわけです!
いざ突撃!
メニューを見ると、ここでは白あん・黒あんだけでなく、
カスタードやチョコも選べます!
これはアツい!!
当然後者の2種を購入し、
いざ食わん!

!!
美味い!!
秘密は中のあんではなく、皮にあったのですね。
皮が通常の素材ではなく、超モチモチな食感なんですよ!
雪見大福の皮と似たような食感ですが、あれよりも断然分厚いのでモチモチ食感が存分に楽しめます。
一撃でこの店のファンになってしまった単純な僕でした。
そしてたい焼きを食べながら、またまた野菜やら料理やらについて考えてしまう野菜オタクな僕でした。
―続く―
…かどうかは分からない。
先週、雪が降ったものすごく寒い日があった。
野菜たちも受難の季節。
マメたちだけでなく、
こいつらも頑張ってまっせ!

ネギ!
じゃなくて…
タマネギ!
小さい苗で植えてしまってあまり大きくならないうちに真冬が到来してしまったが、
よく頑張ってくれてます。
タマネギは、
カレー、スープ、サラダ、炒め物などから調味料に至るまで、
あらゆる料理に使われるまさに野菜界のスター的存在!
春の採れたてオニオンスライスが楽しみ!
前回のお話し→大規模化・効率化の向かう先とは
(今回の話しも仮説性が強いこと、予めご了承下さい。)
では、有機資材が不足するとどうなるか?
有機資材を入れる目的はいろいろあるが、その一つに保肥力向上がある。
簡単に言えば有機資材の分解産物には負電荷が多いため保肥力が高まる。
じゃあこの保肥力が低下するとどんなことが考えられるか?
1.まず必要な肥料の量が増える。
保肥力が低いと土壌から肥料分が流亡しやすくなる。
このため、肥料投入量が増やされる。
2.次いで農薬使用量も増える。
肥料投入量が増やされると病害虫の被害が増えると予想される。
このため農薬の量も増やされるだろう。
3.さらなるコスト削減が要求され、悪循環に陥る可能性がある。
上記のようなコスト・労力が増加する。
さらに土壌の物理性も悪くなっているのでこの点でもコスト・労力は増えると予想される。
結果、コスト削減のために行ったはずの資材投入カットがさらなるコスト削減を要求する。
以上のようなことが考えられます。
上記のことはあくまで仮説ですが、ただこの仮説を支持するともとれるような情報及び現象は見聞きしております。
有機資材と肥料流亡に関しては、ダイレクトにこの現象の現場に滞在したことがあります。
きちんと肥料を置いているはずなのに、例年のような肥効が見られない。
この時出た結論が「有機資材不足が原因ではないか」ということでした。
過酷な出荷スケジュールに追われて有機資材投入にまで時間を割けなかった。
この後、低コスト・低労力で有機資材を得るためにグループのみんなはこぞって緑肥をまいた。
肥料量に関して、慣行農法の栽培解説書においては一様にやけに多い量が書かれてあります。
僕からすれば明らかに過剰だと思われるような量。
このことも、生産量の多い大規模農家の有機資材不足の畑に求められる量にまで対応しようとしてのことだと考えれば納得がいきます。
また、慣行農法の方から農薬の必要量が昔よりも増えたという話しはいくつか耳にしました。
この点は強大な力は世界の単純化を導くの理論も大きいでしょうが、施肥量との関連に注目するなら上記のような理屈も十分考えられる。
まあなんだかんだ書きましたが、
農薬と化学肥料を基礎とした体系は、確かに効率化・大規模化を可能とし、そのおかげで現在の食料の量と低価格が保たれているけれども、その方向性を追求すればするほど農薬・化学肥料(もちろん石油も)への依存度が高まって、資源の価格や量が少し変動しただけで大打撃を受けるような脆弱性があるのではないかと。
う~ん、
なんか今回の話し堅過ぎ!?
一方で野菜の品質に注目した場合、上と同じような理屈で有機資材の有無が大きな変化をもたらすと考えられる。
これについてはまた後日。
適当な画像がなかったので、今日は大空でも見て自然の雄大さを感じてください。




