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2010年1月

 
引く手数多のヌカオさん、羨ましいぜ!
2010年01月31日

前回のお話し→ヌカハウスに賭けてみる

 

 

ヌカを求めて三千里~

 

ひたすら探し求めましたよ!

 

 

まあ手当たり次第当たるつもりで動き始めたら、

 

 

↑荷台の袋がヌカ

 

案外簡単にゲットできました♪

 

 

この大きい袋をそのまま軽トラから降ろせるわけないので小分けにして下ろすわけですが、

 

この袋、口がちっちゃくてヌカを出しづらい…

 

結局数時間ひたすらヌカ小分け作業をする。

 

猫灰だらけ、俺ヌカだらけ…(TAT)

 

 

まあゲットできたのでとりあえずよしとしましょう。

しかし安定供給可能というわけではないので、今後対策を練らねばです。

 


ヌカというのは色んな用途に使うことができるので欲しい人は結構いるんですよね。

 

僕のように肥料目的であったり、養鶏・養豚の飼料、金魚養殖の飼料、イノシシ捕獲のための寄せエサなど。

 

家庭レベルでもぬか床やタケノコなどのあく抜きに使いますよね。

 

 

こうしてみるとやっぱヌカのパワーってすごいっすね~

 

成分的に見ても、NPKがいずれもぼちぼち含まれているようやし、

日本プータロウ協会( NPK )にようこそ!

 

Mgが比較的多いっていう隠れた特徴もある。

 

 

だからこそ欲しいのですけどね。

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ヌカハウスに賭けてみる
2010年01月30日

まとまった量のヌカの入手先がなくなってしまったわけですが、

準備はヌカりなく!?

 

 

まあ対策はというと、

 

 

いたって単純!

 

 

精米機をめぐり歩いてただひたすらヌカをかき集めるのみ!

 

 

 

精米機周辺で狂ったように地面をつつき続けるハト。

 

ヌカを中心とした神の国(生態系)が形成されている!

 

 

…なことはどうでもいいとして、

 

ここの精米機はナイスなことに、

 

 

 

ヌカハウスなる超サイコーな建物が備えられています!

 

 

当ファームの周辺は田んぼが多いので精米機も多いのです。

 

これも地域の恵みですね。

ありがたや~

粘土土壌の贈り物

 

 

でもしかし。

 

 

やっぱこんなチマチマやってられまへんわ~

 

 

大量ゲッツを求めて動きます!

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準備はヌカりなく!?
2010年01月29日

当ファームの肥料は俗に「ボカシ肥料」と言われる発酵肥料です。

 

 

 

 

発酵肥料はその名の通り、肥料として使う前に発酵過程を経なければならない。

 

 

1年目の失敗の一つとして、

使いたいときに肥料がない!

ということがありました。

 

こんなときは急いで発酵肥料を仕込んだり、それでも間に合わないときは鶏糞で代用したり。

そんで肥料分の濃い鶏糞を発酵肥料と同様に扱って失敗したり…

肥料焼けについて

 

 

まあそんなわけで、

 

発酵肥料を予め大量作成しておいて常に使える状態にしておく

 

ということは必須項目やと思うのです。

 


てなわけで、

じゃあまずは肥料の原料が必要!

 

発酵肥料の主原料は米ヌカです。

これが量的には一番多い。

 

 

じゃあ米ぬかをゲットだ!

 

といつものゲット先にご連絡したところ、

 

 

「精米やめました。」

 

って。

 

 

マジスカ!?

 

 

どうする?

 

どうする?

 

君ならどうする!?

 

(by デンジマンにまかせろ!

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有機農業とは、多様な分野・多様な人々と有機的に連携する農業
2010年01月28日

先週のことになりますが、

京都の薬膳レストランあわさいの方々が畑へお越し下さいました。

あわさい

京都味わい物語

 

 

 

 

社長様も家庭菜園をされているらしく、

野菜の旬のお話し、栽培方法の違いによる野菜の味や形態の違いなど、

野菜作りについて大いに意見交換させて頂くことができました。

 

 

そのときに、頂いたもの。

 

 

 

薬膳ケーキです!

 

 

 

効能が期待できるケーキというものを初めて頂きました。

 

甘いものが食べたいけれども血糖値やカロリーを抑えないといけない方や、市販ケーキが体に合わない方、健康に気を使っている方にぴったりのスイーツですね。

抹茶風味で美味しく頂きました!

 

ビタミンや植物の生理活性物質などの栄養学的知識はもちろんのこと、東洋医学の知見も取り入れて作られたケーキ。

そもそも薬膳というもの自体東洋医学の知見がベースになっているそうです。

 

僕は栄養学についても東洋医学についてもあまり詳しくないのですが、

これらを知ることでまた野菜や生態のことを考えるヒントも得られるのではと思います。

 

 

世界は無限に広がる。

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夕焼けこやけに感じ入るのもまたよし
2010年01月27日

 

 

ああ、

 

 

今日も一日が終わる。

 

 

今日も夕日がきれいですわ。

 

 

―完―

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違いに気付くことが発展の始まり
2010年01月26日

何度かご紹介しましたわさび菜という菜っ葉。

名前に騙されてはいけない。

 

 

その独特の風味とプチピリ辛感でご好評頂いております。

 

 

この菜っ葉は一枚一枚の葉の体積が大きく、

水菜などのように株ごとごっそり収穫するタイプの野菜ではありません。

 

一枚一枚の葉っぱをかき取って収穫するタイプの「かき菜」です。

 

こんなわさび菜の特徴ゆえに、彼らを収穫していると一枚一枚の葉っぱの違いが見えてきます。

 

 

分かりやすくするため、3つの写真をずらりと並べてみます。

 

 

 

 

違いは一目瞭然ですよね?

 

 

下にいくほど鋸歯(ギザギザの切れ込み)が多く、立体的になっている!

 

 

写真では分かりませんが、葉肉の厚さも下に行くほど薄くなっている気がします。

葉っぱの発生順序としては、下に行くほど新しい葉っぱとなっています。

単純に上から順に1番目、2番目、3番目という感じです。

 

このことの機能的な意味は…

 

 

今考えるのはしんどいのでまた後日!

 

 

読者の方も是非とも考えてみてください。

 


 

ま、とにかく同じ一個体の中においても色んな変化があるのですよ。

 

実は、これらの葉っぱは食感が違ってくるのみならず味も違ってきます。

 

そしておそらくは栄養価についても微妙に変わってくるでしょう。

 

だから僕ら生産者としては必然的にその存在と扱い方を意識せざるを得ないわけですね。

 

同じ「わさび菜」と言ってもその質は多様に変化しうる。

もちろん品種や季節による違いは当然のこと、

一個体の発生・生育過程においても違ってくるのですね。

 

 

こういうことが見えてくるとすごく奥が深いですよね!

 

お客様にご提案するときも、

栽培を上手く進めるときにも、

 

これらの違いを把握・利用できてこそ新のプロ!

 

 

まだまだほど遠いですが、目指していきたいものです。

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RC
2010年01月25日

こんな季節にニンジン間引きを行っていたことを以前お伝えしました。

ちっちゃなニンジンの挑戦

 

 

ニンジンは大きさも色々だが、

形も色々。

 

 

伸長過程で石などに当たると又になったりすることはご存知かと思います。

 

 

そんな中、

 

 

ついに出ました!

 

 

 

 

お色気ニンジン!!

 

 

チビッ子には刺激が強すぎるので、

 

R指定ニンジン、略して

RC(Rキャロット)

と名付けたい!

 

 

ちょっとだけよ~ん♪

 

てな、加藤茶の例のメロディが聞こえてきそうですね!

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第二回セレクトファームコミュ
2010年01月24日

を開催しました!

 

 

12月から月イチで始めたこの企画。

 

 

食や農に関わる人たちがその現場を体験しながら意見交流することを基本目的としていますが、

直接食・農に関わっていなくとも興味があればOKで、その人独自の専門分野があればなおよしという感じです。

現時点のメンバーは皆、異分野・異業種への興味が強く、異ジャンルの話しに興味津津ですから。

 

 

今日の様子はNIA齋藤が書いてくれています。

 

 

畑のナマの現場を体験して頂けたかな、と思います。

 

みんなガチですよ!

 

テンションが上がりすぎて、

 

 

 

 

畑で綱引きを始める始末!

 

 

じゃなくて、

錆びて固着した鉄管を、

みんなの力を合わせて、

 

分離する!!

 

 

タマネギの草引きも無事完了し、

タマネギたちも何となく、まったりゆったりしたムードに包まれております↓

 

 

 

今日来てくれたみんなが初夏にこのタマネギたちを口にするとき、

おそらくスーパーで買うタマネギ以上の”食べ応え”を感じて頂けるだろうと思います。

このタマネギへと至るもろもろの連関を…

 

 

何はともあれ、今日のトマト鉄管除去などは一人では難しい部分が多かったし、

今日はほんと助かりました。

参加者の皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

まだまだこの”セレクトファーム”という場が、単なる野菜生産という意味以上の部分でどんな価値・情報を提供していけるのかは模索の過程にあります。

 

が!

何らか提供できるはずだという予感はあります。

 

 

そのために僕自身も

もっと現場で考え続け、動き続けねばですね!

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生まれ変わって頼もしき相棒
2010年01月23日

ブログで何度かご紹介している、わが相棒ミニキャブ。

ハードボイルドミニキャブ伝説

 

 

相棒が本日生まれ変わりました!!

 

 

 

 

どうですかぁ!?

 

 

え?

何が生まれ変わったのって?

 

 

いやいや、

これっすよ、コレ!!

 

 

 

 

タイヤ履きかえちゃったよ~ん♪

 

 

まあなんやかんやと、

アホ農園主による日々の過酷な使用環境により、

前のタイヤの溝はほぼゼロに等しく、

ヒビも目立ち始める始末。

 

 

そろそろヤバいなと。

リアルに死ぬなと。

 

 

思い交換した次第です!

 

 

やっぱおニュー(死語!?)はテンション上がる!!

 

 

見てこの、

 

 

頼もしい限りの立派な溝!!

 

 

オフロードに重点を置いたオン・オフ兼用タイヤなのだ!!

 

 

今日もいつものごとく畑に突撃したけど、やっぱ違う!

 

いつも滑ってたポイントで滑らへん!

 

雨の2日後やってのにさ。

 

 

すんばらしいオフロード走破性!!

 

決して油断は禁物だが、耐スリップ性能は格段に向上した!!

 

 

よっしゃこいつの力を借りて、

この冬、いっちょ畑に革命を起こすで!

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ちっちゃなニンジンの挑戦
2010年01月22日

ぶっちゃけた話し、

 

 

こんな真冬にニンジンの間引きを行っているダメ栽培家がおるらしいっす。

 

 

ほらこんな感じで!

 

 

 

 

しかも間引きとして抜きまくるには惜しいサイズ!

 

 

ニンジンは時期をずらして3回播き、こやつらは一番遅かったやつらなのです。

 

 

収穫サイズに至るか微妙やな~

獲れたらラッキ~♪

 

くらいに思っていたのですが、

現在レギュラーで出ているニンジンが2月の中頃で獲り尽してしまいそうな感じになってきたのです!

 

 

ってことで、

ずっとベンチ入りで出場機会なしの予定だったこのチビニンジン達を、

急きょ戦力として鍛える必要に迫られたのです!

 

 

12月にも間引きましたが、

なんとなく今でも伸長・肥大しているような気がしました。

(生育環境の偏りのせいかもしれないが。)

 

 

とにかく!

 

 

除草、間引き、追肥、有機物マルチという一連の対処療法によってこの時期でも生育促進できるのかどうか、

 

 

ちょっとした遊び心の試みもたまにはよいでしょう!

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夜もヒッパレ!
2010年01月21日

まだ真冬ですが、

 

季節は春へと向かい、

 

微妙に日没は遅くなってきている気がします。

 

 

とはいえ、まだ日没は早い。

 

 

ってことで、

 

少し前から作業小屋がリニューアル!

 

 

 

 

ナイター営業、


始めました。

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ハードボイルドミニキャブ伝説
2010年01月20日

最近の主な仕事が有機資材運びであることは何回も述べた通りです。

 

 

こんな感じで、

我が軽トラ「ミニキャブ」はフル稼働!

 

 

 

 

側面コンパネを外してもワラ達はまったく崩れる様子を見せず、

 

 

断面図を観察し放題ってわけですよ!

 

 

いや、だから何ってわけでもないですが…

 

 

まあ、

畑まで突撃し、

資材を載せてひたすら国道をひた走るミニキャブは、

 

今が一番の見せ場・活躍時なのです!

 

 

エールを送ってあげてください!!

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やはり新食感は感動的!
2010年01月19日

たまには畑やら野菜やら以外のことを書いてもいいでしょう。

 

 

ええじゃないか♪

ええじゃないか♪♪

 

 

ってことで、

軽く感動した美味いものについて書かせてください!

 

 

何度も述べている通り、今は有機資材運びがメインです。

で、その道中、我がファームの近くに、

 

 

 

 

白いたい焼き!

 

 

いったいどんなたい焼きなのかと、

普通のと何が違うのかと、

実は前から気になっておりました。

 

で今回、やっと訪れる機会を得たわけです!

 

 

いざ突撃!

 

メニューを見ると、ここでは白あん・黒あんだけでなく、

カスタードやチョコも選べます!

これはアツい!!

 

 

当然後者の2種を購入し、

いざ食わん!

 

 

 

 

!!

 

 

美味い!!

 

 

秘密は中のあんではなく、皮にあったのですね。

 

皮が通常の素材ではなく、超モチモチな食感なんですよ!

 

 

雪見大福の皮と似たような食感ですが、あれよりも断然分厚いのでモチモチ食感が存分に楽しめます。

 

 

一撃でこの店のファンになってしまった単純な僕でした。

 

 

そしてたい焼きを食べながら、またまた野菜やら料理やらについて考えてしまう野菜オタクな僕でした。

 

 

―続く―

 

 

…かどうかは分からない。

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野菜界のスターも忍耐の時期
2010年01月18日

先週、雪が降ったものすごく寒い日があった。

I am a starter!

 

野菜たちも受難の季節。

 

マメたちだけでなく、

寒さを耐え忍び、静かに春を待つ…

 

こいつらも頑張ってまっせ!

 

 

 

 

ネギ!

 

 

じゃなくて…

 

 

タマネギ!

 

 

小さい苗で植えてしまってあまり大きくならないうちに真冬が到来してしまったが、

 

よく頑張ってくれてます。

 

 

タマネギは、

カレー、スープ、サラダ、炒め物などから調味料に至るまで、

あらゆる料理に使われるまさに野菜界のスター的存在!

 

春の採れたてオニオンスライスが楽しみ!

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束の間の飽食時代なのか!?
2010年01月17日

前回のお話し→大規模化・効率化の向かう先とは

 

(今回の話しも仮説性が強いこと、予めご了承下さい。)

 


では、有機資材が不足するとどうなるか?

 

 

有機資材を入れる目的はいろいろあるが、その一つに保肥力向上がある。

 

簡単に言えば有機資材の分解産物には負電荷が多いため保肥力が高まる。

 

 

じゃあこの保肥力が低下するとどんなことが考えられるか?


 

1.まず必要な肥料の量が増える。

保肥力が低いと土壌から肥料分が流亡しやすくなる。

このため、肥料投入量が増やされる。

 

2.次いで農薬使用量も増える。

肥料投入量が増やされると病害虫の被害が増えると予想される。

このため農薬の量も増やされるだろう。

 

3.さらなるコスト削減が要求され、悪循環に陥る可能性がある。

上記のようなコスト・労力が増加する。

さらに土壌の物理性も悪くなっているのでこの点でもコスト・労力は増えると予想される。

結果、コスト削減のために行ったはずの資材投入カットがさらなるコスト削減を要求する。

 

 

以上のようなことが考えられます。

 

上記のことはあくまで仮説ですが、ただこの仮説を支持するともとれるような情報及び現象は見聞きしております。

 

有機資材と肥料流亡に関しては、ダイレクトにこの現象の現場に滞在したことがあります。

きちんと肥料を置いているはずなのに、例年のような肥効が見られない。

この時出た結論が「有機資材不足が原因ではないか」ということでした。

過酷な出荷スケジュールに追われて有機資材投入にまで時間を割けなかった。

この後、低コスト・低労力で有機資材を得るためにグループのみんなはこぞって緑肥をまいた。

 

 

肥料量に関して、慣行農法の栽培解説書においては一様にやけに多い量が書かれてあります。

僕からすれば明らかに過剰だと思われるような量。

このことも、生産量の多い大規模農家の有機資材不足の畑に求められる量にまで対応しようとしてのことだと考えれば納得がいきます。

 

 

また、慣行農法の方から農薬の必要量が昔よりも増えたという話しはいくつか耳にしました。

この点は強大な力は世界の単純化を導くの理論も大きいでしょうが、施肥量との関連に注目するなら上記のような理屈も十分考えられる。

 


 

まあなんだかんだ書きましたが、

農薬と化学肥料を基礎とした体系は、確かに効率化・大規模化を可能とし、そのおかげで現在の食料の量と低価格が保たれているけれども、その方向性を追求すればするほど農薬・化学肥料(もちろん石油も)への依存度が高まって、資源の価格や量が少し変動しただけで大打撃を受けるような脆弱性があるのではないかと。

 

 

う~ん、

なんか今回の話し堅過ぎ!?

 


 

一方で野菜の品質に注目した場合、上と同じような理屈で有機資材の有無が大きな変化をもたらすと考えられる。

 

これについてはまた後日。

 

適当な画像がなかったので、今日は大空でも見て自然の雄大さを感じてください。

 

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大規模化・効率化の向かう先とは
2010年01月16日

前回のお話し→いのちの食べ方

 

 

速攻で話しを続けますが、

 

ちょうど今の時期、当ファームでは栽培環境向上のために畑にひたすら有機資材(≒堆肥)を入れています。

 

そんな状況とも相まって、映画中の大規模栽培の様子を見たとき、

 

「この桁違いの栽培規模で、果たして必要量の有機資材を施用することができるのか?」

 

と思ったわけです。

 

(※予め断わっておきますが、今回の話しはきちんと大規模栽培の現状を知った上での話しではなく仮説性が強くなっております。その点をご了承の上お読みください。)

 


 

 

この写真は飛行機による農薬散布の様子を映していますが、同じ方法を有機資材の施用に当てはめることは無理がありそう。

 

僕も研修行脚の時代に慣行農家さんのところで農薬散布を経験させてもらったことがあります。

はっきりと覚えてませんが、1反の面積に農薬散布するのに500L(ちょうど軽トラの荷台に載るくらいの量)もあれば十分だったと思う。

 

これに対して、有機資材の場合は1反あたり軽トラ満タン量を15回施用してもせいぜい1反全体に10cmの厚みで広げるくらいにしかなりません。有機資材は空隙が多いので、質量ベースで考えるとこんな量は土壌改良の点ではほとんど意味がない。

 

ということで、大規模栽培であればあるほど外部からの有機資材の投入というスタイルは無理が生じてくる。

 

おそらくは緑肥の種を飛行機なんかで大量散布してそれらを有機資材としているのだと思う。

 


 

一方で今後の経済情勢を考えたとき、少なくとも先進国において経済成長なんてあまり見込めないのではというのは多くの人が感じているところだと思いますし実際そうでしょう。

 

既に現在そうなっているように、モノ余りの状態でデフレが進んで消費者全体の購買力が低下していくが、食糧の需要自体は変わらないはず。

 

となると、食料品の価格低下が求められてさらなる生産のコスト削減・効率化が求められると。

 

そんな状況が起こったとき、一番最初にコスト削減のターゲットになるのは上で記したような有機資材の投入ではないでしょうか?

 

 

だって多少投入をさぼったところで現在の慣行農法の体系ではモノはきっちりとできるしね。

 

 

だから、栽培の大規模化・効率化という方向性は必然的に有機資材の不足を招くと思うんです。

 

―続く―

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いのちの食べ方
2010年01月15日

という映画、見ようと思ってなかなか見る時間がとれず夏からずっと引出しの中で眠っていた。

 

それがついに今回、やっと見れました!

 

タイトルの通り「食」を取り上げたドキュメンタリー映画で、原題は「our daily bread(私達の日々の糧)」。

家畜や野菜、穀物などが大量に飼育・栽培されてそれらが食料として効率的に量産されていく様を淡々と描いている。

いのちの食べ方

 

 

 

 

邦題を付けた人は、生きものの命を頂いて私たちは生きているという倫理や道徳的な部分を主に感じたのだろう。他の多くの人たちも同様の視点で捉えたと思う。

 

僕は少し違うことを考えました。

 

映画中の生産者らに比べれば規模は桁違いにショボイですが、僕も一応食料生産の現場サイドの人間。そういう意味では一般と見方が変わるのは当然かもしれません。

 

僕に限らず田舎の人たちは、既に製品化されたものを扱うのがほとんどである都会と違って、自然に存在する一番現ナマの状態から扱うことも多い。

 

都会ではパーケージングされた肉切れ、規定量詰められた白米、可食部だけ切り取られた野菜から始まるのに対して、田舎では昨日檻に捕まったイノシシ(そう頻繁にはないが)、田んぼの稲、畑に植わっている野菜の全体像から始まる、って感じです。

 

だから食い物が元は生き物である、僕らが生き物を殺して生きているなんてことは日々感じているしそこに新しい発見はあまり感じません。

 

この点について現場サイドの人間としてさらに言うなら、食糧生産の実際においては食うことを目的にしている生物以外の生物も必然的に殺さないといけないということまで感じてほしいですね。

 

分かりやすいところで言えば、畑の場合は昆虫しかりネズミしかりモグラしかりイノシシしかり!(あまり相手にしたくはないが…)

 

 

とりあえず食育的倫理についてはこの辺で置いといて、じゃあ僕が何を考えたかと言いますと、、

 

「現在の大規模食糧生産システムにどの程度の長期的な継続性があるのか」

 

ってことです。

 

―続く―

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名前に騙されてはいけない。
2010年01月14日

今日はスーパーで手に入れた逸品について紹介したい。

 

 

 

 

天然つばす!

 

 

半身が2枚で199円!

 

 

アツい!!

 

 

刺身にして食べたいと思い、買っちまった。

 

 

若干傷んでそうだったので表面だけ軽く火を通して、醤油で頂く。

 

 

もちろん、ただ魚を食いたかったわけではない。

 

 

こんな料理がしたかったんです!

 

 

 

この葉っぱは、

 

わさび菜!

 

 

そう、文字通りわさびの代わりとして使えるのかどうか試したかったわけでっさ。

 

 

で、結果は…

 

 

わさびとイコールとはなり得ない。

 

 

確かにピリ辛感はあるけどさ、口の中である程度噛んで初めて出てくるものやし、わさびそのものに比べると弱く若干質も違う。

わさびそのものに比べると水気が多いですもんね。

何より、わさび菜独自の風味は醤油とはあまり合わない気がする。

 

何気に自己主張の強いやつだと、今回感じました。

 

 

かさも大きいし、魚よりも肉のほうが相性いいかもしれませんね。

ポン酢をかけて単品で食うのもうまいです。

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I am a starter!
2010年01月13日

昨日は久しぶりの雨

 

 

雨上がりの空気は何か気持ちがいい。

 

 

きれいな感じがしますね。

 

 

そして今日…

 

 

 

 

山積みにされた食塩…

 

 

じゃないですよ!

 

 

山積み資材の上に雪が積もりやがった!

 

 

辺りを見回してみると、

別の山はこんな感じ。

 

 

 

 

それぞれの山で雪の積もり具合がちがいますよね?

 

 

これら3つの山はそれぞれ資材の質や積み方などが異なるんです。

 

 

この雪解け具合の違いはおそらく発酵熱の発生具合の違いによるものでしょう。

堆肥内生態系には不思議がいっぱい!

ある圃場の崩壊

 

 

そして今回の3つの山の違いは、

 

 

発酵スターターの投入方法の違いによる変化を如実に表している!

 

 

と思われます。

 

 

自然、現場は重要な情報だらけです。

 

出発点は本ではない。

 

あくまでも現場!

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やつらはやつらで考えて生き抜いてるんやな。
2010年01月12日

木質資材の山積み現場(木屑求めて3000千里!? おでまし!)でのできごと。

 

 

資材を軽トラに積んでいたら、何やら近くで羽ばたく音が。

 

 

さらにチュンチュンとうるさくわめく音が!

 

 

 

 

テメーか!

 

 

ってか近すぎるわ!!

 

 

このモズ公め、

自然は刺激的!!

 

執拗に近くに寄ってきてわめき散らすもんやから、近くで子育てでもしとるんかいなと思ったが、

 

こんなエサの少ない真冬に子育てってのもおかしい。

 

 

まあどうでもいいやと思って資材積み込みを続けていると、

 

 

次の瞬間!

 

 

!!

 

 

モズ公め、

 

 

資材の下に湧いていたミミズをかっさらっていきやがった!

 

 

近くの木まで運んでからお召し上がりになる。

 

 

ならばということで、

カブトの幼虫を少し離れた場所にほり投げてみた。

 

 

と、

 

速攻で来た!!

 

 

あまりに早くてシャッターチャンスを逃しちまった!

 

 

同じようなことを何回か試み、やっとその瞬間を捉えました!!

 

 

 

↑カブト幼虫に襲いかかるモズ公。

 

 

まるまる太ったカブトの幼虫はモズには重たいらしく、木まで運ぶのに難儀していた。

 

 

ま、こやつらは、

畑で人間が土をしょっちゅうほじくり返して、そこに行けばエサが手に入るってことを知ってやがるんですな。

 

エサの少ない厳しい冬を生き抜くために獲得した知恵。

 

たくましいやつらよ。

 

 

できればその調子で害虫駆除もお願いしたいものですね~

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