癌細胞では嫌気的解糖が亢進

癌細胞では糖代謝が亢進の続き。

癌細胞ではグルコースの取込が増えていると同時に、その取込後の代謝経路にも特徴があります。

それは酸素がある環境であっても嫌気的解糖に偏った糖代謝を行うことです。

この現象は発見者の名前からワールブルク効果と呼ばれます。これは50年以上前の発見ですが、一般にはあまり知られていません。

このワールブルク効果ゆえに、癌細胞は余剰の乳酸を細胞外に排出し続けることになり、これが癌組織周辺の酸性環境の原因となります。

癌細胞では嫌気的解糖が亢進

がん細胞と糖質についてより引用)

この酸性化により、本来腫瘍免疫を担う免疫細胞たちの働きが阻害されると言われています